2013 第62回公演『ほころび』―「児童虐待」を考える


近所付き合いはない。

子育てについて相談できる友達もいない。

幼い子供2人を育てる黒川麻美が頼った相手は、夫の純一だった。

 

しかし純一は、仕事で忙しいからと言って麻美の悩みを聞いてくれない。 

「私が、一人で何とかしないと・・・。」

 

追いつめられた麻美は徐々に子育てのストレスから子供を傷つけるようになり、

やがて長男の陸を死なせてしまう――

 

陸が死んで初めて、麻美が子供を虐待していたという事実を知った純一。

 

何故、自分の子供を傷つけることができるのか。

答えを求め、自分の母や児童相談所の職員から話を聞くうちに、純一はあることに気が付き始める。

 

「俺が、もっと支えてやっていれば・・・。」

 

ほころんでしまった家族をつなぐ糸。

夫婦はこれからどのように歩んでいくのだろうか。

テーマ決定に際して


 ―「児童虐待」を考える―

 

 1990年代前半から注目され始めた社会問題の一つですが、今なお、近親者などからの虐待によって罪のない子供が命を落とすという痛ましい事件が後を絶ちません。

 

 昨年摘発された児童虐待事件の件数は、統計の残る2000年以降、最多だったことが分かっています。

 

 こうした現状を鑑み、私たち第62代東北大学法学部模擬裁判実行委員会は「児童虐待」をテーマとして取り上げることで、児童虐待という悲劇が何故繰り返されるのか、そして、虐待を防ぎ子供の福祉を守るために存在する法制度の機能と実態を市民の皆様にお伝えしたいと考えております。 

ほころび表紙
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